今週で前期の授業も終わりです。
というわけで、前期お疲れー夏休みも頑張ろうぜ! の意味を込め、今日は「キサラギ」を見に行ってきました。
浪人生的に、学生料金1500円はちょっと痛手だ。
でもまあ良いや、むしろ良かったと、許せる出来でした。
もう期待していた通りどころか期待以上に面白かったので!
そもそもこの映画を見に行きたくなったきっかけは、出演している5人の俳優さん。
ヤフーのインタビューでの、非常に仲の良いやり取りに惹かれたのです。
映画にもそれは、ばっちり反映されています。
器用に、チームワーク良く、そして最高にテンション高く面白く演じられてて素敵でした。
「もしかしたら、こうなのかな!」
と観てて思うことがありませんか? 読めるだよーとちょっと自慢げに呟いたりして。笑
「もしかしたら」と思う伏線、それが本当に綺麗にほどけていくのがこの映画で、見ていて気持ち良いんです。
……って感想は陳腐だと書かれていましたが(笑)、面白さのひとつは絶対これだと思うし、この映画の魅力のひとつだと思う。
綺麗にほどけていく、「もしかしたら!」と思った答えが待っている。
でも先が読める話、ありきたりな話、と簡単には済みません。
それを超える展開が、次にはまた待っています。
コメディかと思えばサスペンスになり、謎が謎を呼び、謎が深まるに連れ、しんみりとした心地よい寂しさに襲われ……
二転三転していく話に、次は一体何が出てくる! とワクワク。
そしてなんといっても、5人の出演者のキャラクターが◎
おたくなんです、要は。アイドルの1周忌に集まるおたくの話ですから。
でもステレオタイプには描かず、非常に愛すべきキャラクターに仕上がっているのが印象的。
「花より団子」に「電車男」に「花ざかりの君たちへ」と正直小栗旬に苦手意識を抱いていた私ですが、普通に見れました。最初は小栗どこーと思っていた。ずっと映ってたっつーの。笑
むしろ小栗演じる家元さんには同情やら賞賛やら、ちょっと格好良いじゃんやら様々な感想抱かせてもらいました。笑
香川さん最高。ユースケの役も、ユースケが演じるからこその面白さが散りばめられています。
いやーとにかく! 面白かったです。
邦画のコメディ好きさんは是非v な映画でした。
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