2008-05-16(Fri) 05:08:53
ただいま午前5時。本当に珍しく起きています。完徹っぽいなぁ。笑
昨夜は友人と飲みに行ったのにも関わらず、体調が不安でアルコール1杯にしておいたら、結局帰宅後眠気が吹っ飛びました。笑 そのまま「ラスト・フレンズ」を見てしまい、気がついたら午前5時…… しかし「ラスト・フレンズ」 このドラマ、凄くないか!? と久しぶりに思わされました。 語彙が少ないので上手く説明できませんが、タケル(瑛太)が瑠可(上野)に向ける想い、瑠可が美智留(長澤)に向ける想い、美智留の宗佑(錦戸)への想いが丁寧に表現されていて、見ていて誰かしらに感情移入してしまうんですよね。 好きだからこそ離れていってしまうことが不安で、素直になれない、心を許すことが出来ずに距離感を保ってしまう瑠可と、親友と思っているからこそ、そんな瑠可の態度が悲しくなる美智留。 家族に恵まれなかった者同士、分かり合えるのはお互いだけだと思い込み、宗佑のDVに耐え続けた美智留。 友達として信頼しているから、自分の人には言えなかった秘密(=性同一性障害であること)をタケルに打ち明けようとする瑠可と、好きだからこそ瑠可を優しく見守り続け、告白してしまうタケル。 この報われない関係が上手い。見てて切なくなってしまうのです。 シェアハウスに戻ってきた美智留と瑠可の気まずい関係を、タケルが仲介し、無理やり二人乗り自転車に乗せることで解決させてしまうという描写が良かったです。 さらに、程よい感じに現れては美智留を束縛しようとする宗佑が、場面に緊張感を与えるんですよね。 まさに、「振り向けば錦戸」笑 このドラマ、登場人物が何かしらの大きな悩みを抱えています。 でも、案外普遍的なところで描いているんじゃない? とも思いますね。 何話か前に瑛太が言った「人がどれくらい孤独かなんて、はたから見てるだけじゃわかんないよ」という台詞なんて、まさにその通りだと思うし。 そのなんていうか、他人から見れば分からないかもしれないけど、人は誰にだって悩みがあって孤独であるってところで共感を呼ぶんじゃないかなぁ。 今回の最後、瑠可の“秘密のために、心に壁を作っていて、誰もそこに入れることはできないでいる。でもタケルには打ち明けてしまいたい”ってところだって、瑠可と同じ悩みの人は少ないかもしれないけれど、“悩み”を抱えている人という括りならば、多くの人が思うところがあるのではないかと。 もちろん、感情が丁寧に表現されているところも面白いし、ネタ満載な面白さもあるんですけど。 錦戸が出るたびに声は上がるわ、一話の最後で上野と長澤のキスとか、もう「えっ何今の!? は!?」って感じでしたからね、我が家。笑 見事に乗せられている。笑 スポンサーサイト
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